逃げる【スターフィールド】

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太陽星系-火星-シドニア-下層の採掘場

トレバーの依頼を済ませるとリヴカの様子を見てほしいと頼まれた。

咳き込んでおり元気がない。採掘業という仕事柄、珪肺症（石英の微粒子を吸い込んだことが原因で発症、死に至る可能性もある）かもと本人も言っているが、なぜか病院に行こうとしない。

父親が大手医療チェーンのリライアント・メディカルの幹部だから病院に行けない。なぜ？

リヴカはあまりに過保護な父親を殴り倒して船を奪って逃げて来た過去がある。そして父親は今やリヴカに復讐するために探しているらしい。どこかの病院で診察を受ければ、その情報を父親が嗅ぎつけて追ってくるかもしれないと心配している。

先のトレバーの任務をこなし、またリヴカを心から案ずる主人公を信頼して、父親との交渉を依頼する。

父親の好きなウイスキー、レッド・ハーベスト・リザーブを手土産にするため、酒場ブロークン・スピアのジャックを訪問する。ジャックはそれを所有しているようだが、製法が失われており、べらぼうに高い酒らしい。ハースト総督でさえ飲まずに飾っているそうだ。

ハースト総督から盗もうと思ったが、ジャックが購入当時の価格600クレジットで譲ってくれた。ジャックめっちゃ良い奴。

ここには来たくなかった。さっさと用事を済ませよう。父親のいるホテルの受付に「娘から貴重なウイスキーを贈りたい」と伝えると部屋を教えてくれた。さすがネオン、簡単に宿泊客の情報を漏らす。

父親はリブカの行為を裁判所に申し立て、更には賞金までかけてるようだ。貴重なウイスキーを手土産にしても、見ず知らずの人間が簡単に説得できるわけないよな。

説得できた。私って凄いかも。

火星の街・シドニアに戻ると、父親の関係を修復し体の調子も良くなったリヴカの姿が。良かったね。

レッド・ハーベスト・リザーブを使わずに父親を説得できたので店売り価格を見てみたら102クレジット！？ブロークン・スピアのジャックに騙された？いや、普通の店では価値を知らないだけか？