紅の艦隊にスパイとして潜り込むため、アドラーからネイヴァを紹介してもらった。

ネイヴァ・モーラ
さすがにナンバー2は用心深い。紅の艦隊への入隊条件は裏切り者を殺す事。ネイヴァからすると、こちらの覚悟を確認しつつ裏切り者を始末できて一石二鳥だ。いや、裏切り者は殺されると分からせる一石三鳥の方法だ。
ネイヴァの言う裏切りとは、紅の艦隊を抜けた事のようだ。脱退は死を意味する。

対象はエンセラデスの軌道上にジャンプしてくるラガナという医療物資輸送船に乗っている。
オースティン・レイク
輸送船ラガナを発見。船ごと破壊するのが簡単ではあるが、これはUC防衛システムの任務だ。一般人を巻き込むわけにはいかない。オースティンを助けるふりをして船に乗り込もう。

ラガナの船長ディミトリは船員が大事でオースティンを差し出すつもりはない。しかし、オースティンは元海賊かもしれない、他の船員の命も危険に晒されるかもしれない、積荷の医療物資を届けないと更に大勢の命に関わる。

そして自分たちの手で始末をつける事にした。

オースティンが堅気の仕事を始めたのはなぜだろう。紅の艦隊を抜けたら命を狙われる事は分かっていたはずだ。彼の心境を変える出来事があったのか。そもそも、本当に紅の艦隊だったのか。私がネイヴァの口八丁に乗せられただけなのか?
ともあれ、ネイヴァの信頼を得て紅の艦隊に入隊、本部の座標も入手した。一旦、イカンデ司令官に進捗を報告しに行こう。

イカンデ司令官に報告

一般人への被害は抑えたつもりだがお叱りを受けた。オースティンが元・紅の艦隊だったかどうかは問題ではない、輸送船の一般人に心の傷を負わせた事が問題だと。
もっともらしい事を言うが、海賊のスパイとして活動する上で全く被害を出さないのは無理だろう。そもそもスリ程度の軽犯罪で一般人の私を危険な任務に送り込むのは良いのか?
クリクス星系スボーロフ 紅の艦隊の本部・通称「キー」

入っていきなり仲間割れ、射殺する場面を見せられる。

ここで初めてナンバー2のネイヴァと顔を合わせる。どんな恐ろしい人物かと思ったが、豪快で面倒見の良い姉御肌という印象だ。

ボスに会いに行く道中で「キー」や内部施設の説明を受ける。

キーはスボーロフという氷の惑星の軌道上にある。100年ほど前にコロニー連合はスボーロフに監獄を作った。しかし、その劣悪な環境に耐えかね、ジャスパー・クリクスが囚人を先導し刑務所を占領、更に船を奪ってキーに辿り着き、海賊となったのが紅の艦隊の始まりだ。

算定者シンヤ・ヴォス
彼の胸には爆弾が埋め込まれている。ボスはいつでも彼を殺せる代わりに特別な役割を与えた。組織の取引、口座の管理だ。また最先端の改造を施されているため、並のサイバーランナーより高度なハッキングスキルを持つ。

紅の艦隊のボス・デルガド
彼は紅の艦隊をより巨大にするため、創設者ジャスパー・クリクスの遺産を探し求めている。遺産のヒントがあると思われる氷の惑星スボーロフの監獄へ、ルーキー入会の儀式を兼ねて向かう。ただ、ナンバー2のネイヴァは遺産探しに反対のようだ。信憑性に欠ける上、多くの金を使い、多くの死者を出している。

デルガドはカリスマがあると評されているようだが、私はナンバー2のネイヴァの方がよっぽどカリスマを感じる。少なくともメンバーの命を大事に思っているのはネイヴァの方だ。

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